2024年秋 道の駅から15分内!九州の紅葉スポット20選!(前半)

2024年秋 道の駅から15分内!九州の紅葉スポット20選!<br>前編=福岡県・佐賀県・熊本県
猛暑が過ぎてようやく秋を感じるようになってきた。さあ、秋の行楽お出かけと言えば紅葉狩り。山々を赤や黄色に染める紅葉・黄葉は華やいだ気持ちにさせてくれる。道の駅から15分内で行ける紅葉スポット20ヶ所の中から、福岡県・佐賀県・熊本県を前編で公開!
いかがでしたか?有名な紅葉スポットもあればちょっと穴場的な所もあったのでは?後編の大分県・宮崎県・鹿児島県もぜひ、チェックを!
道の駅むなかた<br>①鎮国寺

唐から帰国した空海(弘法大使)が宗像大社の参拝後に修行し、日本ではじめて開創した寺として知られる。年間を通して美しい花が楽しめる名所としても有名で、「花と祈願の寺」と呼ばれるほど。晩秋は紅葉が映え、11月中旬頃のイチョウの黄葉に始まり、11月下旬からモミジやカエデの紅葉が境内を彩る。寺には弘法大使の作と伝わる「不動明王立像」(国指定重要文化財)をはじめ、五仏堂(県指定文化財)、護摩堂などがある。
道の駅香春<br>②万葉公園


道の駅香春から0分!それもそのはず、道の駅のすぐ裏がこの万葉公園なのだ。駅駐車場に車を停めて駐車場脇の緩やかな坂道を上れば良い。愛宕山登山口になっており、公園としては小規模で小さな東屋1棟があるのみだが、万葉集に詠まれた植物が植えられている。駅で弁当を購入し、東屋で紅葉を見ながら食べるのも良いかも。「上高野観音寺」や「香春神社」の紅葉スポットも15分内だ。
道の駅みやま<br>③本吉山清水寺


天台宗の開祖、伝教大師によって開かれた古刹で1200余年の歴史を持つ本吉山 清水寺。国指定名勝でもある本坊庭園は室町時代に画僧・雪舟(1420~1506年)によりつくられたと伝わる。春夏秋冬いつ訪れても素晴らしい景色を見ることができるが、みずみずしく輝く新緑と鮮やかに色づく秋の時季はことのほか美しいと評判。本坊前には大きな銀杏があり、黄葉の秋には黄金色の葉が絨毯のように敷き詰められる。傍らには北原白秋自筆の碑が立つ。その他、江戸時代創建の三重塔、千体仏堂、五百羅漢など、見どころも多い。
電話 0944-62-2001(本坊)・0944-63-7625(寺務所)
時間 9:00~17:00(本坊庭園)
料金 庭園保存費として大人300円、子ども(中学生以下)100円
定休日 月曜(祝日・11月中を除く)・毎月18日
アクセス 道の駅みやまから15分
清水寺公式サイト
道の駅原鶴・道の駅うきは<br>④ 延寿寺曽根(えんじゅじそね)の櫨並木

延寿寺川の土手沿いには約800メートルにわたって150本ほどの櫨が植えられている。江戸時代中期から昭和初期までは木蝋が生産され、その収益で今の白壁土蔵の商家が建てられた。延寿寺曽根の櫨並木はその名残だ。鮮やかな紅葉時期は遊歩道に多くの見物客が訪れる。紅葉期間中の夜には、ライトアップされ昼とは違う櫨の美しい紅葉見物が楽しめる他、土曜日の夜には各種イベントも開かれる。
道の駅大和<br>⑤雄渕雌渕公園

天河川沿いの古湯温泉と熊の川温泉の中間地点にある。大小の奇岩や巨石の渓谷が広がり、紅葉が色を添える。雄淵はかつてイカダ流しの難所と恐れられ、水面下の洞窟は誰も入ったことがないという秘境。雌淵は砂が堆積して砂州ができている。遊歩道や橋が整備されているので、ゆっくり紅葉鑑賞と渓谷美を楽しんでほしい。
道の駅厳木<br>⑥環境芸術の森

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「環境芸術の森」は毎年新緑の4月中旬から6月中旬、紅葉の11月は期間中無休で一般公開される。(その他のシーズンは不定休)作礼山南西部の斜面約30haに広がる私有林に、環境芸術家鶴田正明氏が40年の歳月をかけて作ってきた「もみじの森」である。「紅葉は地球を救う」というスローガンのもとに、約10000本のモミジやカエデが植樹されている。100年前に建てられた旧家の廃材で作られた「風遊山荘」から見る紅葉の景色はまるで一幅の絵画のよう!公開期間中は一番の人気を誇る。高さ8m、幹回り3mの大もみじなど、散策スポットが多い。
電話 0955-63-2433(電話受付時間9:00~16:00)
時間 9:00~16:00
料金 11月:大人・高校生800円/小・中学生400円・幼児無料 その他のシーズンは各100円引き
アクセス 道の駅厳木から11分
環境芸術の森公式サイト
道の駅山内<br>⑦黒髪山乳待坊公園

標高516mの黒髪山一の景勝地と言われるのがこの乳待坊公園。かつてこの周辺は修験道の修行場であり、「乳待坊」とは修験道者の宿坊の名前にちなむ。うっそうとした森林と雄々しい奇岩がそびえる。展望台からは黒髪山が一望でき、春は桜、そして11月下旬頃は紅葉が広がる。黒髪山の登山口にあり、公園内には遊具や町営キャンプ場が整備されている。
道の駅吉野ケ里<br>⑧九年庵


国指定名勝の「九年庵」は明治25年、地方財閥の一人であった伊丹弥太郎が仁比山護国寺の塔頭・不動院である仁比山地蔵院跡に建てた別邸跡。約6800㎡の庭を誓行寺の阿(ほとり)和尚が9年かけて作庭した。かつてあった茶室が作庭の歳月に因んで「九年庵」と名付けられた。数寄屋造りの別邸と庭園にはモミジとツツジを中心に植樹され、春の新緑、秋の紅葉の時期だけ公開される。しかもそれぞれわずか9日間という短期間だ。そのため11月15日から23日までの一般公開期間は多くの人出でにぎわう。また、「九年庵」奥にある「仁比山神社」の参道と境内の紅葉も見逃せない。
道の駅東陽<br>⑨立神峡

東陽町と隣接する氷川町にあり、国道3号からは道の駅東陽の手前に位置する。国指定名勝であり、別名「肥後の空滝」と呼ばれる高さ75m、幅250mにも及ぶ大岩壁が氷川沿いに圧巻の景色を見せる。これは氷川が古生代の石灰岩を浸食してできたもの。秋は紅葉の絶景が広がる。立神峡里地公園が整備され、キャンプ場、遊歩道、昭和30年代の農家をイメージした宿泊施設「里地屋敷」などがある。モミジは遊歩道沿いにあり、断崖絶壁の大岩の景観と共に秋景色を楽しめる。高所恐怖症でなければ、大岩壁を眺める吊り橋「火の国橋」・「龍神橋」を渡ろう。
道の駅人吉<br>⑩人吉城跡


人吉城はこの地方を約700年間治めた相良氏の居城であり、城としての本格的な整備は15世紀ごろと言われている。幕末の大火や明治維新で石垣だけが残ったが、櫓や塀は平成になって復元されている。国指定史跡で日本百名城のひとつ。城内に植えられたハゼやカエデが11月になると真っ赤に色づき、球磨川の景色と古城、そして紅葉と風情もひとしおだ。
道の駅小国<br>⑪遊水峡
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筑後川の源流のひとつ、宇土谷川沿いの川辺にあるキャンプ場・公園。地元住民有志らが30年の歳月をかけて整備してきた。「小国富士」とも呼ばれる「涌蓋山(わいたさん)」の湧水が流れ込む川辺の紅葉スポットは美しく、多くの行楽客が訪れる小国町の名所のひとつに。清流や滝、そしてケヤキやモミジの紅葉で思い切りリフレッシュ! 例年10月下旬からが見頃に(その年の天候・気温にもよる)。
電話 090-3883-0963
時間 24時間(悪天時や河川氾濫時は立ち入りを控えるように)
料金 大人300円・小・中学生200円・未就学児無料 別途駐車料金
アクセス 道の駅小国から9分
遊水峡公式サイト
道の駅子守唄の里五木<br>⑫白滝公園


道の駅から八代方面へ向かう県道25号線沿いにある公園。滝があるのではなく、高さ70m、幅200mの切り立った石灰岩の断崖が白滝に見えることからこの名がついたという。岩の下には美しいエメラルドグリーンの清流が流れ、四季折々の景観が楽しめ、秋は紅葉のスポットになっている。また長さ30mほどの鍾乳洞があり、料金箱に100円投入すれば20分間、七色のライトアップを見せてくれる。
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