道の駅うれしの まるく

道の駅うれしの まるく外観

新幹線を降りたらまずはここ
嬉野の魅力を伝える交流施設

2022年9月23日に西九州新幹線が開業。嬉野温泉駅に隣接した道の駅も同時にオープンした。メイン施設は「観光交流施設まるくアイズ」。いわゆる物産館ではなく、嬉野市の観光情報の発信拠点と旅の休憩施設を狙いとしている。また、フリースペースとしての活用も可能だ(有料)。駅前には「手湯足湯」の休憩スペース、トイレを配置。キッチンカーの出店などによるマルシェも企画するなど、駅前の賑わいを創出していく。

道の駅うれしの まるくの基本情報

道の駅うれしの まるくの地図

道の駅うれしの まるくのグルメ情報

地元断トツ産物 嬉野茶

嬉野市と言えばやはり全国にも名の知られた嬉野茶。嬉野茶の茶葉は日本茶では珍しい独特丸みを帯びた形をしており、玉緑茶(グリ茶)と呼ばれている。駅名の「うれしの まるく」の由来はここにあるようだ。そして実は嬉野茶、銘菓、温泉グッズだけは販売している。玉緑茶の色と味、香りが最も出る「蒸製玉緑茶」、伝統的な「釜炒り茶」の2種があり、老舗茶舗の銘品から好みのものを選ぼう。

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道の駅うれしの まるくの周辺情報

嬉野温泉街の足湯

周辺で楽しむなら

嬉野温泉の名は神功皇后が川中の湯を見つけ、兵士たちを癒した際に「あな、うれしの」と喜んだという伝説に由来するという。神経痛、皮膚病などに効能ありとされ、「日本三大美肌の湯」とも呼ばれている。そんな嬉野温泉街には24時間、無料で楽しめる足湯が3ヶ所ある。「湯遊広場 シーボルトのあし湯」「湯宿(ゆしゅく)広場」、そして「湯っつら広場」だ。「湯宿広場」は一部車いすでの利用が可能。タオル片手に散策してみよう。

公式サイトhttps://spa-u.net/

吉田焼

周辺で楽しむなら

佐賀・長崎を指す「肥前国」は秀吉の大陸出兵以来、400年余りの「焼物」の歴史を持つ。あまり知られてはいないが「吉田焼」もその一つ。吉田皿屋地区は道の駅から南東の吉田方面へ車で7分。江戸時代は鍋島藩の庇護を受けて?栄したが、現在は7軒の窯元が伝統を引き継いでいる。「肥前吉田焼窯元会館」のショールームでは各窯元の作品を展示。手びねりや絵付けの体験も可能だ。お気に入りの作品を見つけたら、窯元にも足を運んでみよう。地区には廃業した「副鉄製陶所」の工場が残され、全盛期の吉田焼の様子が垣間見えるだろう。吉田焼の一部は道の駅でも展示しているので、ぜひ参考に。

公式サイトhttps://yoshidayaki.jp/kamamotocenter/